【真筆】茶掛け 茶掛 不動◆妙心管長 梶浦逸外 共箱・タトウ箱付

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商品情報

■画 題■ 「茶掛け 不動◆妙心管長 梶浦逸外」 

■寸 法■ (約)幅 66cm× 丈 125cm・軸先寸 

■略 歴■ 梶浦逸外(かじうらいつがい)

昭和期に活躍した、臨済宗妙心寺派の高僧。

巨人軍の川上哲治監督が師事、千 宗室(鵬雲斎宗匠)の参禅の師としても知られる。

1896年 愛知県出身。

臨済宗大学(現花園大学)卒。

1944年 岐阜県正眼寺住職。

1969年 妙心寺派管長就任。

正眼短期大学を創立。

禅の海外普及に努めた。

法諱は宋実。室号は霧隠軒。

正眼寺閑栖後は梅熟軒と号す。

1981年 遷化。世寿86歳。


本紙、表装ともに良い状態です。経年による劣化はご了承ください。

表装の裏の上部に若干のシミがあります。

こちらの茶掛 不動は、妙心管長 梶浦逸外 老師の真筆横ものでございます。

軸先:黒漆塗。  紙本:墨書。  箱書、花押があります。 

共箱、タトウ箱付。

関防印は、正法眼です。


~不動(ふどう)とはどんな意味?~

不動とは不動心のことをいいます。

では動かない心、不動心とは何か。

動じないというと、てこでも動かないというような、非常にどっしりとしたイメージを

想像してしまいますが、禅ではそうは考えません。

動じない心とは、心が何の反応もしなくなることではなくて、むしろ感受性は機敏に

働いていて一向に構いません。

嬉しかったら、はっきり嬉しさを感じ、悲しかったらはっきりと悲しさを感じればよいのです。

重要なのは、その感じている感覚を引きずらないこと。

ずっと浮かれて有頂天でいてはいけないという意味なのです。

いつまでも感情を引きずるのは、感情に執着していることに他ならず、それは苦を生み出し

次なる感情にも悪影響を及ぼしてしまいます。

不動心とは、どんなことに対しても人間としての感受性を働かせながら、心をコントロールする

精神を有しているニュートラルなこころのことなのです。

商品の情報

カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>書
商品の状態: 目立った傷や汚れなし

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