蓋物 茶碗 陽山 戦前物 宮内庁 御用達 大正 昭和初期 希少 2客ペア

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ご覧頂き有り難う御座います。

20年程前に京都の古美術で購入した蓋物ペアになります。

見事ないちじく絵にやられまして連れ帰った品です。
初めは今右衛門かと思い手に取りました。
店主に宮内庁御用達の中里陽山の品だと聞かされました。
通りで見事な訳ですね。
店主は戦前の品ではないかとの事でした。
あまり数がなく珍しいとも言っていました。

目立つ大きな欠けやヒビはありませんが、蓋や茶碗の高台に少し欠けがあります。
画像にて良くご確認下さい。

サイズ目安
高さ7センチ程(蓋含む)
幅11.5センチ程


以下、長崎美術館サイトより
本名末太郎。中里森三郎(初代陽山)の三男として長崎県東彼杵郡折押尾瀬村(現・佐世保市三川内町)に生まれる。有田工業学校陶画科や関西にて伝統技術の修得につとめた後、1924(大正13)年より実家の製陶業に従事。1926(大正15)年に、宮内省より貞明皇后御料茶碗、翌年に昭和天皇即位大礼御饗宴用食器の絵付を担当し、宮内省御用達を拝命することとなった(1928-45年)。戦後の一時期アメリカへ向けてコーヒーカップ等の輸出を行うも、1950年代より国内向け生産に転向。以降、伝統的な三川内焼の高い技術の伝承者として活躍した。卵の殻のように薄い「卵殻手(らんかくで)」と称される薄手白磁を得意とし、1974年に長崎県無形文化財保持者に指定される。また力強い絵付でも高く評価されている。1972年日本工芸会西部支部会で《薄手白磁菓子鉢》が入選したほか、1986年長崎新聞文化賞受賞、1989年長崎県民表彰、1990年地域文化功労者表彰。歿後の1993年に「三川内焼白磁の美―中里陽山とその時代展」(長崎県立美術博物館主催)が開催された。

商品の情報

カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>工芸品
商品の状態: やや傷や汚れあり

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